不動産売却の注意点①「その価格、根拠はありますか?」
- 中嶋 不動産のWAKKS
- 2023年4月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年4月26日

こんにちは!代表の中嶋です!
突然ですが、みなさん、不動産の価格査定を不動産会社に依頼したご経験はありますか?
今回は私が不動産の価格査定依頼をいただくなかで感じたことについてお話いたします。
【不動産会社が不動産価格について意見を述べるとき、根拠を示して説明する責任がある】
これは、宅地建物取引士の資格を保有している者であれば、必ず目にしたことがある一文です。
(正しくは、「価格または評価額について意見を述べるときは、その根拠を明らかにしなければならない」(宅建業法34条の2第2項))
しかし、これを実践できていない不動産会社は、少なからず存在します。
「ご依頼のエリアは非常に需要が伸びていて、高値で売却が見込めます」
「誠に申し上げにくいのですが、ご依頼の物件は買い手がつかず…」
これらは不動産営業マンの話を聞きにいくとよく耳にするフレーズです。
しかし、根拠が明らかにされていなければ、
「それってあなたの感想ですよね?」
の域を出ない話でしかありません。
不動産会社に価格査定を依頼した際は、営業担当者の話に根拠があるかを見極めることが重要です。
根拠がなければ、高いも安いも営業担当者の気分次第なのです。
根拠なく高い値段で売出してしまった場合は「なかなか売れずに時間ばかり無駄に浪費してしまうリスク」が生まれ、根拠なく安い値段で売出してしまった場合は「本来得ることができた金銭的メリットを失うリスク」が生まれます。
不動産のWAKKSでは、主に原価法の計算式を用いた価格査定を行います。
根拠を明らかにした説明を受けたうえで、ご納得のいく不動産取引を行いたい方は、ぜひ不動産のWAKKSへご相談ください。